Merry Christmas

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d0067498_13314446.jpg2013年12月24日
日本基督教団 掛川教会で、新築後初の結婚式が行われた。
ずっと教会を探していて、新築を待っていたそうだ。

牧師先生の言葉に、夫婦になられるお二人の目には、時折、涙が光っていた。
素敵な結婚式だった。
おめでとうございます。

大阪から参列された妹さんによると、教会を探すに当たり、アトリエ結のブログより辿り着いたという。
うれしいことである。

夜にはキャンドル礼拝が行われ、穏やかな聖夜を過ごすことができた。

Merry Christmas
# by atelieryou | 2013-12-25 13:42 | 設計

掛川教会の新築後のクリスマス初礼拝

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日本基督教団掛川教会の新築後の初のクリスマス礼拝が12月22日に行われた。
礼拝堂講壇には、排煙のために設置した窓から正午になると、きれいに十字架に太陽の光が届く。壁の砂漆喰に映る光はやさしい。「よい礼拝堂ができた」と、訪ねて度に、自画自賛している。
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明日24日の昼には結婚式があり、Christmasイブの夜にはキャンドル礼拝がある。
本当に綺麗なキャンドル礼拝であり、誰もが知っている讃美歌がたくさん歌える。
キャンドル礼拝は誰もが自由に参加できる。
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礼拝後の愛餐会は、集会室で行われた。これもワークショップの意見で、設計の途中で、事務室を小さくしてでも集会室を大きくした結果、40名が向かい合って座れる。
皆で、本当に設計変更をしてよかったねと話した。
設計とはやはり設計者だけのものではないと改めて思う。
勿論、設計の核となる部分はぶれてはいけないが、「聞く耳を持つ素直な心」が大切である。
不特定多数が使う建築でも、多くの人が「我が家」と思える建築になればよいと思う。
他人事ではない建築をこれからも作っていきたい。
# by atelieryou | 2013-12-23 16:45 | 設計

伊東・城ケ崎海岸の家

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昨日、伊東の城ケ崎海岸の家の引き渡しをした。
伊豆箱根富士国立公園地域内の外構の植栽工事は来年1月の施工になるが、家は無事に完成した。やはり、うれしいことである。
振り返ると、設計の打ち合わせも現場も、いつも楽しくかった。
それは施主の家づくりへのこだわりと、話し合いが常に建設的であり、作り手の気持ちを理解してくれた施主の大きさによるものだと思う。
家づくりは大変だけれど、やっぱり楽しい。
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私は、静岡で一番好きな季節は冬である。
気温が低い日でも、冬の日の晴天の空と陽だまりは、何とも言えず暖かく、清々しく、ホッとする。
首都圏から移り住む家族にとって、静岡らしい、伊豆らしい家になったと思う。
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# by atelieryou | 2013-12-15 18:44 | 木の家

歴史まちづくりのネットワーク

静岡県ヘリテージセンターSHECが昨年より立ち上げられた。
その地域にある歴史的な建物である、住んでいる人、使っている人、地域の人からも愛されている建築を、よりよく保全活用していき、まちづくりに活かしていくための建築士を中心とした活動である。

今年は国土交通省から委託業務として、災害が起きた時に、その地域にある歴史的建造物の復旧手法を提示する活動のためのマニュアルの整備と、特に大切なのは、平常時からできる建物所有者への建築やまちづくりに対する意識の向上を目指した活動を行っている。
静岡県建築士会の東部ブロックメンバーでは、伊豆地域に建つ旅館を調査し、耐震診断を進め、建て主の意識調査を行っている。
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私は、6年前に箱根・太陽山荘の耐震及び防災改善のための改修工事を設計監理した。

50年前以上の建物が、今の建築基準法に合う訳はない。ただ、出来るだけ現行法規に近づけるように、各役所とも連携し、より良い耐震補強や防災計画ができてこないといけないと痛感した。
その時、これは個人の仕事というよりも、しっかりした組織が役所と建て主を結び、古い建物も活きながらも、安心で安全な、かつ伝統と可能性が同居する建築・まちづくりとなるようにしなければならないと思った。
今、まさに、静岡県ヘリテージセンターが立ち上がっている。
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今日は静岡県ヘリテージセンターSHECがNHKのニュースで取り上げられるという事で、滝一級構造研究室に出向き、6年前の箱根太陽山荘の耐震シミュレーションを動画として撮影した。

NHKのニュースは
12月11日 7:45~ 8:00  中部地域のニュース
12月12日18:10~18:45  たっぷり静岡       で放映予定である。

11月25日施行による建築物の耐震診断義務化にともない、苦しめられている木造旅館等が多いことと思う。
ヘリテージマネージャーから、本当に大変なことではあるけれど、建築基準法の適用除外措置の声をあげていく必要性があると思う。
# by atelieryou | 2013-12-05 00:15 | 地域

選ぶ

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 11月24日は、伊東の施主とタイル選びに新宿のショールームに出掛けた。カタログや一枚のみのサンプルとは違い、ある程度の面積で貼られたタイルは、全く印象が違う。まだ実施設計段階で、現場に入っての再確認は行うが、どのような雰囲気の、どんな家にするかを左右する差し色的な素材なので話し合いを何度も重ねる。
結局は一期一会というか、「これだ」と思える素材を設計者である私も、設計にお任せすると言ってくれる施主も、同時に閃く時がある。少し面倒だと思えても、だからこそ楽しいし、オリジナルな建築ができてゆく。
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 11月26日は、同じ伊東の物件でも、12月中旬に完成する城ケ崎海岸の家の外構工事の工事監理で出掛けた。
大室山の火山岩が敷地内のゴロゴロしているので、自然石を使っての造園をお願いした。
沢山の岩があっても、「これだ」と思える岩がなかなかないという。自然の岩との対話である。これもまた大変ではあるが、楽しい苦労でもある。
# by atelieryou | 2013-11-27 00:50 | 設計

スローライフ掛川

11月12日&16日に掛川教会の見学会+講演会が開かれ、70名を越す多くの人が見学に来てくれた。
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12日は、お忙しいにも関わらず、高名な播繁先生が木質構造について講演してくれた。大きな物件で、地方のある建築とはかけ離れていると思われがちだが、話は構造の基本の応用編である。私が、掛川教会で教えて頂いたことは、「光と風と構造」建築デザインと構造のミステリーである。
12日は、私の施主であり、古い建物の良さを活かす手法を学ぶことができた「箱根太陽山荘」の中山尚子さんや「コイズミ照明(株)東京ショールーム」の大村智子さんが個人的な休みを使って、自費で遠路掛川まで見学に来てくれた。
本当にうれしく、ありがたいことであり、同時に皆さんの協力があって完成した教会であると改めて感謝する。
「包まれ感、抱かれ感あふれる素敵な教会だった」と感想を書いてくれたが、自分でもその空気感を感じ取ることができる。
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11月16日は「アトリエプラトー」さんも協力してもらい、作品を教会に飾り、華やかで穏やかな雰囲気を醸し出してくれた。
16日は東京より長谷川敬アトリエ時代の先生や諸先輩も来てくれた。長谷川敬さんをはじめ、薩田英男さん、伊藤寛さん、相馬立夫さん、皆、全国区で活躍している有名建築家である。
伊藤寛さんはご自分のブログにも載せてくれたが、掛川の建築家の皆さんが掛川教会の見学後に掛川市内の建築をあちらこちら楽しく案内してくれたと聞く。
「掛川」は地方都市として豊かなことを、私はこの2年間を通して感じてきた。
掛川の皆さんには、多くの人が地元を愛し、真の意味での「おもてなし」精神がある。
改めて掛川教会の髙桑牧師をはじめとする教会員皆さんのやさしさに感謝し、施工の川島組の皆さんの頑張りに感謝し、掛川に住む関係者の皆さんに気持ちの良さに感謝したい。
# by atelieryou | 2013-11-20 21:19 | 地域

掛川教会の見学会のご案内

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2年3カ月の設計工事監理を費やした「日本基督教団掛川教会」の工事が完了しました。
11月12日火曜日午後13:00~JIA静岡主催『見学会+「播繁先生による木質構造の展開の特別講演」+「設計コンペの意義と成果(掛川教会+JIA静岡)」』を開催します。
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11月16日土曜日は、アトリエ結+川島組主催の見学会+特別展示『アイアン+ステンドグラス作家のアトリエプラトー』があります。14:00~ミニ講演として掛川教会の髙桑義雄牧師とアトリエ結の講演会があります。
古い建物で使用していた素敵な照明や建具などを新しい教会堂にも活かしています。
また、よくよく考えると、「アトリエ結」として独立して15年間の住宅設計の経験が、掛川教会の設計に活かされていて、各部の仕様や納まりなども大学を卒業してから25年以上の間、学び培ってきた建築技術です。
一朝一夕にできる設計でも、建築技術でもないと改めて思います。
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礼拝堂は、写真よりも素材の質感の深みが出て、数倍もよい空間となっています。
是非、見学と講演会にお越しください。
一級建築士事務所 アトリエ結     髙島ゆかり
# by atelieryou | 2013-10-21 12:41 | 報告

掛川教会の初礼拝

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2013年9月29日
日本基督教団掛川教会の初礼拝が行われた。
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新しい教会ではあるが、今までの教会堂の暖か味や雰囲気の良さをどこかで活かしながらも、安全で快適であり、より一層荘厳でありながらも、暖か味は変わらない、寄り添える教会になったと思う。
教会員の皆さんも、想像以上の空間に感動したと、話してくれた。
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私は無器用な設計者で、派手な設計ができる訳でもない。ただ、幸いなことに、JIAのコンペで選らばれ、何故か私の設計と、掛川教会の皆さんが求めている教会堂のイメージとフイットした。
私はクリスチャンでないため、色々と教会堂建築について勉強し、全国にある秀逸な教会建築に見学にも出掛けた。私なりに精一杯に誠意を持って、設計監理した2年間だった。
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熱い想いがこみ上げてきた。
大変な想いも沢山したが、設計者として、幸せな経験ができたと思う。
様々な素材やデザイン手法は、掛川教会がはじめてでなく、建築の仕事の携わった25年の分の良さが随所に活かされていた。
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これからもまた、私らしく誠意を持って、粘り強く、清々しく、建築設計に望んでいきたい。
今日は、気の強い私でも、なぜが涙がもろくなっていた。
# by atelieryou | 2013-09-30 00:00 | 設計

結露をしにくい、快適な建築

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伊東・城ケ崎海岸の家が8月31日に上棟した。
昨日は、役所の中間検査。もちろん、問題なく合格。
逆に、色々と質問があった。
最近、役所への問い合わせ事項で、新築の家での「結露」が大きな問題になっているという。
この話は2年前に設計した家の建主から、世間では新築時の心配事項として結露の問題があると聞いていた。
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ただし、私が今まで設計した家では、結露のクレームはない。
理由は、出来るだけ無垢の木材等を使用して、設計においても小屋裏などにおける、隠れた部分での通気を考えているからだと思う。

今は、耐震、高気密高断熱が求められている。ある程度は当たり前の話。
但し、構造で合板等を使用した場合でも、外気との接する面の使用材料や空気層の厚みなど、本当に細かな部分で、設計者が適材適所に使用や設計を変えていく手間は、建築においては重要になる。
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写真は、掛川教会の礼拝堂の工事中。
この猛暑の中、工事中の礼拝堂の中でも、冷房が入っているように涼しく、かつ清々しかった。
本当に気持ちよい空間である。
天井の高さもあるかもしれないが、室内環境設計者のアドバイスを受けながら、天井の断熱や通気層が2重、3重になっているからだと思う。
設計における見えない部分での検討は重要だ。
掛川教会の完成は、9月末。
今は、必死になって最後仕上工事を頑張っている。
# by atelieryou | 2013-09-12 15:03 | 木の家

地域オリジナル防災地図 平成25年度版 完成

2011.3.11以降、沼津市の沿岸部に住む建築士として、この2年間、地域の全体のことを考えてみた。
東日本大震災は他人事ではない。明日は我が身である。
沼津市は静岡県の中でも最も津波被害の市町村として、震災直後から注目されている。
私が住む片浜・原地区は、旧東海道に面しているため、古くからの住宅地で、想定では津波被害が少ないと言われている。しかし、海はすぐそこにある。
また、県や市の想定図が、学区割的な仕分けになっていて、これも住民は納得がいかない点である。
だからと言って、何もしない訳にはいかない。
まずは地域住民と共に考えてみた。
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DIGやワークショップも行ったが、住民の希望はとてもシンプルで、まちを歩いて危険な箇所を探してもらい、オリジナルの防災避難地図を作ってほしいという事だった。
これは地震・津波などの災害時のみだけではなく、火災などの平常時にも役に立つ、地域の大切な情報である。
狭隘道路に面した危険性のあるブロック塀を地域住民で改善いこうという地図であり、火災時は出来れば自主防火ができるように消火栓、消火器の位置も地図に落した。
紆余曲折あったが、地図の精度を高め、今日、地域のオリジナルな地図が完成した。
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沼津市長も大変評価してくれた。
全国版建築雑誌「建築ジャーナル8月号」でも、この活動を取り上げてくれた。
9月1日の防災訓練には地域に配布できる。

地域の防災は、大がかりでなくてもよいことが解かった気がする。
地域住民の素直な声であり、私は大切なことを教えてもらった気がする。
# by atelieryou | 2013-08-15 23:43 | 地域

静岡・沼津で木造住宅を中心に設計監理しています。


by atelieryou
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