2005年 06月 14日
書と篆刻
嘉家・美しい家
この春、韓国に訪ねた時に偶々出逢った篆刻のartist 文丁 金泰完の作品です。篆刻も文字の様々な特性の中でも絵画的な造形性を極大化させ、字画と字画、線と線、点と点を自由に再構成して新しい造形文字を作り出し、空間を新たに配分させています。
書も篆刻も、通常の絵画とは異なり、文字の利用を優先する視覚芸術です。決して激しさがあるわけではない静的な文字の中に、言葉を超えて、国も超えて、その作者が伝えたかった何かを感じ取る事が出来ることを、改めて考えさせられます。
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by atelieryou
| 2005-06-14 18:16
| 木