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仕事はじめ

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あけましておめでとうございます。
私事ですが、昨年、結婚をし、住まいのみを移しました。
また建築の勉強のために長年行きたかったフランスやその他の国々に新年早々に旅行に行ってきました。
そのような理由で、アトリエ結の仕事はじめは、本日1月20日になりました。
HPやブログを更新をしていないで、アトリエ結は設計の活動をしているのか?と心配された人もいると思います。
私の性格上、建築の現場を抱えての長期海外旅行は出来ないので、結婚を機に計画的に仕事をお休みさせていただきました。
これからもアトリエ結の高島ゆかりとして、更なる成長をしていきたいと願っていますので、よろしくお願いします。
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私が建築設計をはじめて様々な本を読み、様々な建物の見学に行き過程の中で、どうしても実際に見てみたいと思ったのは、ル・コルビジェのロンシャンの教会でした。建築の中に「ゆるぎない時間」を感じることができる空間を体感したいと思ったからです。
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その前にIstanbulやParisに立ち寄り、様々な大きな建築、大きな空間を見た後からだったのかもしれませんが、ロンシャンの教会はヒューマンスケールの小ぶりな教会で、私が設計した掛川教会より少し大きい程度でした。
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様々な光は、時間共に変わり、豊かな内部空間でありました。特に写真にも写りにくい、小礼拝台などの光の入り方は、単純なハイサイドの窓なのに、自分が光の井戸の中に居るようで不思議な場でした。
何処も手抜きをしないで丁寧に作られています。1000年に一度と言われる建築の大巨匠、ル・コルビジェですが、建築に対して本当に謙虚に、また人に対しても謙虚であったことが感じ取れました。
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ロンシャンの教会は、巡礼の教会として建てられましたが、麓のロンシャンの街の中心から真正面に望めるのです。
フランスはParis以外は小さな田舎町です。ロンシャンは小さな村です。隣のリュールも小さな町でした。
丘の上に建つロンシャンの教会は木々に埋もれることないように管理され、村や町の人の自慢の教会となっています。
自由な建築の形態は、内部空間、地形をはじめ、様々な人の想いを考慮して生まれてきたのだと思われ、私は心が洗われました。

ロンシャンの教会を見学して、私はこれまでと同じように、身の丈にあった建築を丁寧に、そして謙虚に、かつ常に向上し、それぞれが己を鼓舞できるような建築を設計をしていこうと、改めて思い、考え、確信しました。
長期の海外旅行でしたが、思い切って出掛けてよかったです。更なるステップアップが出来そうな気がします。
2015年は、様々な意味でアトリエ結としての新しいスタートの年です。
「仕事はじめ」として、毎年旅館の営繕をお願いしてくれる箱根・太陽山荘さんの仕事がはじまります。
常に謙虚に、丁寧に、「建築設計」と向かい合っていきますので、今年もよろしくお願いします!!
2015年 1月    
アトリエ結  高島ゆかり
by atelieryou | 2015-01-20 18:40 | 設計

静岡・沼津で木造住宅を中心に設計監理しています。


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