<   2012年 11月 ( 1 )   > この月の画像一覧

設計に夢中

3カ月以上、HPもブログも更新していない。今、設計中の施主やすでに家を引き渡したOBの施主からも、HPやブログの更新を楽しみにしていると言われながら、現在進行形の設計に夢中になっていると、どうしてもブログがおろそかになる。
物件毎に考えることは多く、皆さんの参考になることを順番に紹介していきます。

富士・岩本の家(ご両親が農家を営む、兼業農家の家)
d0067498_1265359.jpg

 7月後半に上棟し、大工工事も終わり、最後の仕上げについて、検討中。
この家の大きな課題は、食堂の照明。デザインのよい照明は何故かまだ白熱球のまま。
小学一年生の筆頭に子供が三人。三人目は、上棟の一週間後に生まれた。
多分、食堂で勉強することが多いであろう。照明は大きな課題。いろいろと考え続けている。

伊東・洋裁工房&雑貨店兼用住宅
d0067498_12122279.jpg

伊東の街中で、昔からテーラーを営んでいた家。ご主人がお亡くなりになった今も、お店は開いていなくとも、オリジナルの布製のバックの注文がある。お店は、オリジナルのバックや洋服をはじめ、日本の手仕事を良さを紹介したいと考えているそうだ。
実は、この家の長男は東京で建築の構造設計をし、お嫁さんは私と同じく一級建築士で意匠系。仲がよい家族なのに、地元の設計者である私に設計を委託してくれた。プレッシャーであると共に、ありがたいこと。
街中の準防火地域でも、木造で、かつ快適な空間を作り出したい。
お店のOPENは来年の2月か3月・・・河津桜の咲く頃

日本基督教団 掛川教会
教会建築は国内でも海外でも「名建築」と呼ばれる建物が多い。建築家にとっては、作り出したい空間であり、建築である。クリスチャンでない私にとって、教会に対しての目は肥えていない。
昨年12月は都内の有名教会、1月は大阪、姫路、夏休みは神戸、大阪、和歌山の中でも名教会と言われる建物を見学した。掛川教会にとっては、どのような雰囲気か?その中で学んだことは、ヴォーリス建築はけっして派手なデザインはしていないが、本当に設計がうまいと思った。平凡な中にも、これしかないという究極のデザインバランスを考え抜いている。私も掛川教会で、「設計デザイン」を改めて自分のものにしたいと思っている。

d0067498_1247743.jpg
和歌山
橋本の教会
田舎町に建つ庶民的なカトリック教会
周囲の風景に溶け込みながらも凛としている。




d0067498_12313265.jpg
神戸女学院
暑い夏の午後
何時間も神戸女学院を案内してくれた。
如何に愛され続けている建物であるか?
名建築であるかが解かる。
見学者は私のみではなく、立教大学の施設関係者も見学が一緒だった。
d0067498_12324071.jpg
関西学院大学
関西の名門という名の通り
校内のランドスケープ、建築と
全てにおいて完成度の高い建物であった。
広報部の人も、施設課の先生も
紳士であり、学ぶことが多い見学であった。

d0067498_123251.jpg
日本基督教団
大阪福島教会

煉瓦つくりの大阪教会とは違うが、RC造の築90年の教会
教会らしい教会であり、
信者の皆さんに愛されていることがよく理解できる。

d0067498_12331414.jpg
姫路
日本基督教団
五軒邸教会
掛川教会と同じく
設計コンペによる設計。
地元の女性の建築家による設計であり、
掛川教会に似た条件。
参考になる点が工夫が多かった。


屋根の色を決めた。
いろいろなタイプを書き出し、絵や写真ではなかなかピンとこなかったが、現物サンプルを取り、パネルづくりをしながら、作業している者が一同に「これだ!!」ときらめく色を発見した。
はじめにも書いたように、この過程、この決定がが設計には大切なのだと思う。
まだまだ検討したいことは山のようにあり、工事が始まる前に、今日も1:30の模型を作り、内部空間を忠実に再現しようと思っている。

伊東・城ケ崎海岸の家
d0067498_13153256.jpg

施主の好意で、消費税前の工事契約ならば、急いでの設計や工事ではなくともよいと言われている。
ただし、工事金額に関わる時期は大事である。
加えて、設計者としては、掛川教会や今、工事中の2件のように、この工事に関わりたいと工事側に思わせるような、よい設計をすることが、設計事務所として、施主に還元できる最大のサービスだと思う。
それはお金にも反映する。
by atelieryou | 2012-11-24 13:31 | 設計

静岡・沼津で木造住宅を中心に設計監理しています。


by atelieryou
プロフィールを見る
画像一覧
通知を受け取る