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DIG(災害図上訓練)

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10月28日に夜に、私が住む小諏訪自治会と建築士会・沼津地区の有志が協同で、沼津市危機管理課の指導の元、災害図上訓練のDIGの指導者養成の出前講座が行われた。
自治会からは各班の自主防災会のリーダーと避難誘導班の参加であったが、平日の夜のため、全ての委員が参加できない。私は、3名しかしない班に、建築士会ではあるが、地元住民として飛び入り参加した。
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班のみんなからは、身近な、差し迫ったことなので、活発に意見が出た。何よりも面白かったのは、地震時を想定しての課題が出された後の意見である。みんな考え込みながらも、より具体的に自分の地域の状況を話し、今は指定の避難場所ではないが、様々な条件を整理すると、会社の社宅が並ぶ団地に逃げるのが、より安全ではないと盛り上がった。
各班の発表を聞くと、かなり高レベルの意見が飛び交う班もあれば、私たち班のように身近な問題について考え込む班もいて、どれも地域の災害に役に立ちそうな話ばかりで、視点の多さに驚かれた。
大きなお金を今は架けられなくとも、地域の問題を整理していくと、災害(特に津波)から身を守るために、住民活動として何をして、私たち地域の建築士はどのような手助けが出来るかが見えてきた。
理屈抜きに、楽しく有意義なDIGであり、地域住民の意見を聞くことの大切を改めて感じた。
by atelieryou | 2011-10-30 17:07 | 地域

長崎くんち

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日本漆喰協会の作品賞の受賞式が、10月6日に長崎の諫早で行われた。
その足で長崎に泊まり、7日からはじめる「長崎くんち」を見ることができた。前の日に、地元の人達から「会場では人が多いので、あまり見ることができないよ」と言われていた。街のあちらこちらから、祭りの掛け声は聞こえた来たが、正直、あまり期待しないで、自分の興味がある場所やお店などを廻ろうと街を歩いた。
6日の夜に、稲佐山の夜景を見るために、ホテルから、無料送迎バス乗り場に向かう途中、その日は閉店しようとしていたお店がおしゃれで、「明日、覗いてみよう」と思い、7日に訪ねた。
想像していた通りの素敵なお店で、長崎の歴史をモチーフにしたオリジナル雑貨の店「たてまつる」だった。
店のオーナーが「今から東古川町の川船が来て、店の前で披露してくれますから、ご一緒にどうぞ」とやさしく声を掛けてくれた。思いがけないお誘いがうれしく、お店で川船が来るのを待った。
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くんちの船が来る前に、町内に住む若い女性が、次の順番を知らせて廻る。話を聞いてみたら、彼女達は大学生で、「7年後に町に廻って来る頃には、このような参加できないから」と言っていた。朝5時起きで、一日中、3日間、長崎中を練り歩くそうだ。ほんの数時間歩いただけでもかなり疲れる。しかし彼女達の誇らしげで、うれしそうな顔は、この町の未来を映しているようにも思えた。
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目の前で聞く、東古川町の川船くんちの掛け声は、怖い程の勢いがあった。
長崎の町で出会った人達は、皆、親切で、それが単に営業的とも思えなく、清々しさを持っていた。
くんちを見ても解るように、長崎は、「日本・和+中国・唐+西洋・洋」が融合された、独自の文化がある。それは真似だけでもない。きっと受け入れる器があり、その中で自分たちの地域の色が確立していったのだろう。
外の者に対しても、なんとも言えない心地よさを与えてくれる長崎の人達は、きっと長い歴史の中で、様々な文化を受けいれきた風土から生まれた人柄なのかもしれない。
それにしても、猫が多い街だった。
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同じ長崎でも各地域ごとに特色が違い、それぞれの違う船や見せ方をしている。
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建築の話
d0067498_121235100.jpg 受賞式の講演で、九州大学大学院教授・藤原恵洋先生が長崎の土壁について話してくれた。
「アマカワ」は、玄武岩を赤土・石灰・のり・すさでつなぎ合わせた泥壁で、その地域の材料を上手く寄せ集めたつくられた職人技術であるという。
東日本大震災を通して考えたことは、「もっと強いもの」という技術では、自然はまたもっと大きな災害をその地域にもたらす。必要なのは、一旦は崩れたとしても、その地域で、修復している技術や文化を持つかであるという。
「ブリコラージュ」器用仕事。
始めは解りにくかったが、ゆっくりと考えてみると、それは地域の文化、個々の技術と伝承で「人を育てる」「技術を伝える」ということなのだと解った。私も仕事を通して社会を考える時、いつもそこに行き着く。
by atelieryou | 2011-10-09 12:39 | 地域

静岡・沼津で木造住宅を中心に設計監理しています。


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