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2009年度・JIA日本建築大賞200

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 日本建築家協会 2009年度 日本建築大賞200選の中に、箱根太陽山荘の耐震改修工事が選ばれ、6月に本が出版されました。
 太陽山荘は、女将を始め、その旅館に携わる方々が、建物の良さを理解し、宿泊客を愛し、旅館業を50年以上たった今も、昔と変わりなく続けきている箱根強羅にある木造旅館です。
 その気持ちも現れでしょうか、隅々まできれいに掃除されているこの旅館には、箱根らしい品のよさを感じ取ることができます。また温泉も、源泉掛け流しで、身体に優しい硫黄の湯です。

 耐震改工事では、かなり大きな工事になりましたが、訪れる人には何もともなかったかのごとく、今まで以上の安らぎを感じる事ができるそうです。

佳い仕事が出来、そしてその仕事に対して評価をいただいたことは、その建物に携わった、今も携わっている全ての者にとって、うれしいことです。
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by atelieryou | 2010-06-28 01:08 | 設計

見積結果

 今日は、裾野の物件の見積提出日。様々な理由があり、4社の相見積となった。
設計期間中は、過去のデータを纏めた概算見積を出しながら、施主の予算に合わせ、それでも少しでも建物がよくなればよいと思い、図面に色々なことを書き込んでしまうので、概算よりも実際の見積は、少し高めに出てくるのが常である。
私の予想通り、概算を出した金額より、100万円ほど高い金額で、2社から出てきた。
どちらも私から言わせれば、かなり努力した金額で、世の中の相場の金額であると思う。
けっしてボっている訳でもない。

後の2社は、親子2代に大工をしている地域の工務店。
2社とも若い息子さんたちの代が頑張っている。
金額も一気に安くなった金額で、その差は上記2社とは400万円以上あった。
そのうちの1社は私とは付き合いが一番長い工務店。私の設計の癖や我侭ぶりもよく解っている。
しかし、ありがたいことに、親方が「高島さんの物件だから」と言って、ギリギリの経費で出してくれたそうだ。
設計者としては、うれしい限りである。
もう一社の方も、その建主と、私の設計の仕事をしたいという気持ちが出ている。
これは単に安かろう、悪かろうではない。
2社とも、これからの建築を志す若者の心意気と努力が感じられた。
私も、この二人の若者に触れ、私なりの立場で、何かがんばりたいと思わせてくれた。
私ももっともっと勉強して、彼らに仕事を一緒にしたいと思わせる建築家でい続けたいと思う。
そして、この地域によい建築をつくり出していきたい。

今日のブログは、自分の営業ではないが、家を建てたいと考えている方々は
自分にあった設計者を選び、地元の工務店で家を建てる、家づくりを考えてみてほしい。
by atelieryou | 2010-06-23 23:43 | 設計

見積期間中

 設計中の物件の実施設計が終わり、見積期間中に、私が計算した壁量計算と偏心率の計算のみでなく、構造事務所と協働作業で、更に許容応力度計算をして、安全でありながら、より木造らしい構造・建築をつめている。
 見積を出している間に、本来はその期間中にHPを更新したり、ブログを書いたりすればよいのだが、欲張りな私は、週に2回以上、遠路はるばる、様々な講習に出て、設計技術の向上に努めていた。
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まずはCADの3Dの基本の講習会。東京・御茶ノ水まで足を運び、最新の技術を勉強。
1回では終わないし、これからも数回は講習を受講しなくてはならないが、3Dを使えるようになることは、今後設計での大きな課題だと思っていている。私は、若者の混じって奮闘している。
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19日土曜日は、静岡県文化財建造物監理士の第一回目の講習会。今年から始まる、静岡県の教育委員会主催の研修。静岡県下各地から、20名に厳選された研修生の集められた。正直、メンバーは静岡県の中でも大ベテランの著名な方々が多い。私は、運よく沼津・駿東地区から選ばれた。
12月まで月2回ある、名実ともにハードな研修。大先生達に囲まれての研修で、逆に、まだまだ若手の私はやはり奮闘するしかない。
by atelieryou | 2010-06-20 22:29 | 設計

認定

 今週始めに現場説明会が終わり、体力の自信がある私も少々疲れています。
逆に、この見積期間を利用して、様々な講習会に出かけています。
昨日は静岡県優良木材のセミナーでした。
静岡優良木材を使用するのははじめてではないですが、無垢の木材の利用と、現在出ている様々な認定基準との仕様バランスが、設計すればするほど、考えれば考えるほど、矛盾が出てきます。
そのあたりの話を聞きたくて、講習会に伺ったのですが、こちらが質問する前に、講師の方からその回答に対する投げかけがありました。
その中で印象に残った言葉があります。
建主と設計者が、設計の段階で、どのような家にしたいか?どのような暮らし方をしたいか?が、話し合われていれば、多くの矛盾を含んだ制度を利用して、認定を取る必要はない。大切なのは、お互いの信頼関係ができ、その中で偶々補助の対象になれば、その制度を使う程度の話で、一番大切な部分のどのような暮らし方をしたいかである。この部分を見失ってはいけない。
私もその通りだと感じています。
安心しました。
それでは今日は、今から地域文化財研修です。
by atelieryou | 2010-06-12 10:14 | 設計

静岡・沼津で木造住宅を中心に設計監理しています。


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