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寒中お見舞い申し上げます

昨年末の12月26日に 父 髙島章 が 76歳で永眠しました。
喪中のため、新年の挨拶を差し控えさせて頂きましたが
今年もよろしくお願いします。
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父は平成3年に脳梗塞で倒れ、一時は復帰しましたが、徐々に身体や言葉が不自由になっていきました。ディサービスがない日や、帰ってきてからの時間を私のアトリエで一緒に過ごすことが多かったです。またドライブが大好きな父は、私が一人で遠方の現場に行く時は、助手席に乗り、長い時間付き合ってくれました。
周囲は介護が大変だねってよく話してくれましたが、私自身は大変と言うよりも、父を通して様々なことを考えることができました。
まずは「今まで健康であった人が身体が不自由になるということ」「人生は予想もしない事態が起こるということ」そして必ず「人は老いるということ」
それでも「生きるということ」
介護は何処か後悔の連続でもありましたが、悲観的な考えではなくて何処か希望にも似た楽しさもありました。それはどうしてなのかは解りません。
逆に仕事をしている私に対して、私が行き詰まった時、父が一言ですが話してくれました。
「言っていることは間違えてはいないけれど、ゆかりの気の強さが心配だ」と・・・
確かにその通りだと思い、私が日々の反省する為にも父は必要だったのだと思います。

またケアマネジャーをはじめ介護士の方々とはよく話し合いました。みんな大変だったと思いますが、本当に父が如何に楽しく穏やかに過ごしていけるかを真剣に考えてくれたと思います。
8年という長い間、ディサービスに通いましたが、それは父の生き甲斐でもありました。
朝、出掛けるのも楽しければ、夕方家に帰るのも楽しい。メリハリのある人間らしい生活を最期までできたと思います。父の死後、ケアマネジャーをはじめ介護士の方々御焼香に来て頂き、皆で泣きましたが、お互いに何処か未来に繋がるような涙になった気がしています。

この出会い、機会を今後の建築設計、日々の暮らしに活かしていけるように努力していきたいと思っています。
アトリエを訪れる皆様には様々な場面で、父にも親切にして頂き、ほんとうにありがとうございました。
2009年1月  アトリエ結  髙島ゆかり
by atelieryou | 2009-01-17 23:58 | 健康

静岡・沼津で木造住宅を中心に設計監理しています。


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