2013年 05月 09日
北九州の建築
伊東・城ケ崎の家の施主が、長期にわたる出張で、GWも東京に帰省できない為、私はGWの旅行を兼ねて、博多での打ち合わせをした。
博多での打ち合わせの帰りに、北九州市の門司港、小倉に立ち寄った。
門司港には、明治・大正・昭和初期の建築が今も現存していて、レトロな雰囲気をまち全体で醸し出している。私ににとっては、参考になる建物ばかりだった。
特に参考になり、「建築の空間の質の良さ・高さ」「建築設計の醍醐味」を改めて感じたのは、磯崎新先生の設計の「北九州市立図書館」だった。
正直、今まで、かつての巨匠である「磯崎 新」先生の建築設計の良さが解からないままであったが、私は北九州市立図書館の内部に入るなり、私は清々しい気持ちになった。
建築には、設計の必要だと思えたし、建築家は小手先ではない設計をしなければならないとも思った。
よい建築、よい空間、よい設計に出会えた旅だった。
2013.MAY.08.
by atelieryou
| 2013-05-09 19:13
| 設計