2011年 11月 30日
JIA静岡・設計コンペ 日本基督教団・掛川教会の表彰式
11月27日、日本基督教団掛川教会で、JIA静岡の設計コンペティションの表彰式が行われた。
実施設計コンペで最優秀賞をいただき、設計者としては本当にうれしい。設計している間は、正直、何度もくじけそうになった。私自身からも、周囲からも様々な案が出てきた。これはイメージとは違う、コンセプトとも違う、これでは使い勝手が悪い、なんか気持ち悪い空間になる。私など相当に口が悪くなった。
出来た案は、オーソドックスな案のような気もしたが、私なりに何度も熟考を重ねた結果で、協力してくれた仲間から「高島ワールド」だと言われた。
その案が多くの人に受け入れられたことが本当にうれしい。
私は今まで様々なコンペに出してきて、連戦連敗続きで、内容も結果も自分でも納得していた。しかし、コンペの設計をしている時はだれしも最優秀賞を取ろうと思って、必死になって望んでいる。だから落ちた人の悔しさも十分に解る。また、JIA静岡の実行委員会のメンバーは、皆、設計者だがコンペに参加することはできない。
誰もが参加できる設計コンペは、当たり前のようで、実は、役所が行う実績主義のコンペとは違い、大きな意味を持つ。JIA静岡の公開コンペは、誰に対しても公平で、透明性がある。そして設計者をただ純粋に「建築の設計」に向き合わせてくれる場である。そして掛川教会も、敢えて信者による会堂の建築設計をあきらめ、より広くの建築家に、このような貴重な場を与えてくれた勇気に感謝する。
私達設計者スタッフは、多くの人の、それぞれの熱い想いをしっかりと受け止め、皆さんの想いに答えるためにも、よい教会堂、よい建築をつくっていかなくてはならない。
実施設計コンペで最優秀賞をいただき、設計者としては本当にうれしい。設計している間は、正直、何度もくじけそうになった。私自身からも、周囲からも様々な案が出てきた。これはイメージとは違う、コンセプトとも違う、これでは使い勝手が悪い、なんか気持ち悪い空間になる。私など相当に口が悪くなった。
出来た案は、オーソドックスな案のような気もしたが、私なりに何度も熟考を重ねた結果で、協力してくれた仲間から「高島ワールド」だと言われた。
その案が多くの人に受け入れられたことが本当にうれしい。
私は今まで様々なコンペに出してきて、連戦連敗続きで、内容も結果も自分でも納得していた。しかし、コンペの設計をしている時はだれしも最優秀賞を取ろうと思って、必死になって望んでいる。だから落ちた人の悔しさも十分に解る。また、JIA静岡の実行委員会のメンバーは、皆、設計者だがコンペに参加することはできない。
誰もが参加できる設計コンペは、当たり前のようで、実は、役所が行う実績主義のコンペとは違い、大きな意味を持つ。JIA静岡の公開コンペは、誰に対しても公平で、透明性がある。そして設計者をただ純粋に「建築の設計」に向き合わせてくれる場である。そして掛川教会も、敢えて信者による会堂の建築設計をあきらめ、より広くの建築家に、このような貴重な場を与えてくれた勇気に感謝する。
私達設計者スタッフは、多くの人の、それぞれの熱い想いをしっかりと受け止め、皆さんの想いに答えるためにも、よい教会堂、よい建築をつくっていかなくてはならない。
by atelieryou
| 2011-11-30 20:14
| 設計