2011年 04月 07日
講習会で出会ったアトリエ結の家
昨日、静岡県優良木材の木造住宅助成&住宅リフォーム助成の説明会に行った。そこで配布されたカタログの中に、私が湖西市で設計した家が掲載されていた。もちろん、許可をした上の話であったが、どのようなアングルの写真で、どのように使われるかまでは知らなかった。カタログを見て、個々の視点が違うと、同じ家でもまったく違った印象になるのだと改めて感じたし、何処か新鮮であった。
また木の建築フォラムより「木の建築賞」の審査員の先生方の講評が載った冊子が届いた。審査委員長の播繁先生からの「意気込みに感動した」という言葉は、建築設計をする者にとっての最高の賞賛である。
第二次審査では、かなり厳しい質問が受けた国土交通省の槌本敬太先生からも、第三次の現地審査を終え、設計者だけでなく、施主が今も箱根において低料金で、心のこもった宿泊業を多くの人に提供していることを褒めてくれた。私は、多くの人が気軽に使える、まちの建築がある、使われ続ける建築、場所があることに大きな意義があると思っている。本当によかったと思う。
今朝のニュースで、震災の被害にあった気仙沼が、6月のカツオの水揚げに向けて、みんなで動き出したと聞き、こちらまで勇気をもらっています。
by atelieryou
| 2011-04-07 10:38
| 木の家