2010年 04月 01日
人の輪・和
私の大学時代からの友人で、愛知で建築パースを書いている者がいます。
彼女は、パースの講師もしていて、全国規模で教えています。彼女は設計はしないので、私の物件を教材として貸してほしいとお願いがありました。
私も普段から彼女には無理なお願いをしているので、お互い様な部分があります。
しかし、それぞれの住宅の施主にとっては関係ない話です。
そこで、その内容を説明し、許可をもらうために、かつての施主家族に連絡をしたのです。
その際に、どの家でも、暖かい言葉を掛けてもらい、私は心洗われました。
そして、人にとって大切なことは何かを、改めて教えてもらった気がします。
設計者は、その施主のためによい家をと思い、設計し、家をつくりあげていきますが、同時に、施主から設計者として選んで頂いた時から多くの想いをもらい、そして育てられるのだと思います。
今回、友人との輪から、久しぶりに連絡を取った施主家族ですが、そこには多くの和がありました。
感謝です。
by atelieryou
| 2010-04-01 10:01
| 住まい