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2021年 あけましておめでとうございます。
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コロナ禍の中、畑や木々を活かした現代農家風の家が2020年11月に完成しました。
26坪の小さな家ですが、光があふれ、風の抜ける豊かな空間です。

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ウィズ・コロナの時代への対応が求められる中、変わらぬ住まいの基本に忠実に住まい手と共に、楽しく建築をつくり上げていきます。

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「これからの地域の建築家の役割」について、深く掘り下げて考え、行動を起こしていきたいと思っています。
今年もよろしくお願いします。

2021年元旦
一級建築士事務所アトリエ結
髙島ゆかり



# by atelieryou | 2021-01-01 15:09 | 住まい

梅雨の晴れ間に上棟した、沼津・岡宮の家。
中間検査も終わり、順調に工事が進んでいます。


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昨日は、柱建ての日に出産した奥様が現場に来てくれました。
延べ面積84㎡の26坪程度の小さな家で、気を衒ったところもない素直な家です。
ただ、元々あった木々や今もお父様が耕してくれている畑を活かした、プチ農家のような大らかな家です。
特に小さな2階ですが、工事監督ものびやかでよい空間ですねと言っています。



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ちなみに建築の構造は許容応力度計算の耐震等級3で、土木の技術者だったお父様と話し合い、地盤や基礎にもお金をかけていますが、工事費は比較的安いです。みんなの努力の結晶です。


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# by atelieryou | 2020-07-24 10:12 | 住まい

地盤の検討

  
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家族が先祖代々住み続けてきた地域で家を新築しようとする時、
誰もが「自分の家の地盤はよい」と思い込んでいる。


設計者として、まずは近隣の地盤の調査結果を集めるにしている。

ある程度のデータが集まった時点で、どのような地盤調査方法がよいかの検討をする。

同じ地域でも支持地盤の深さにばらつきがあり悩んだが、木造2階建て住宅なので、スウェーデン式サウンディング試験で5点調査(家の四隅+中心部)の調査を始めた。

調査開始、1点目で、10m到達しても支持地盤がない。
そこで設計者である私からの強いお願いで、5点を4点調査に変え、地下10mを15mまでの調査に変えてもらう。

一般的にスウェーデン式サウンディング試験では最大地下10mであるが、無理を言ってのお願いであった。

案の定、15mで支持地盤が出た点もあるが、支持地盤まで到達しない箇所もあった。

岡宮は愛鷹山の中腹にあり、高尾山遺跡調査の指定区域でも古い地区であるが、地盤が想像以上に悪かった。

そこで、建て主と相談して、翌月にはボーリング調査(標準貫入試験)を地下20mまで行った。



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標準貫入試験は、地下の土の現物が採取出来るので、地盤の悪い土地では有効な地盤改良工事の検討が出来る。

様々な地盤改良会社から、様々な工法の地盤補強の方法が提示された。
何処会社も、どの工法も、保証をつけるという謳い文句はあるが、金額の差はかなりある。

正直、中にもかなり胡散臭い工法もあった。
摩擦杭という工法もあったが、地下の土がローム層で摩擦が効きそうな土ではない。

土木工事のプロフェッショナルの建て主のお父様との話し合い、また構造設計一級建築士にも相談し
鋼管杭を選択した。

提示された地盤補強工事の中では群を抜いて高額であったが、様々な条件を整理すると、鋼管杭により地盤補強がこの土地に、この家にとって一番よい工事方法であると考えられた。
遺跡調査も無事に終わり、4月の晴天連続の5日間で杭工事が行われた。

6tをかけ、支持地盤到達まで31本の杭を打ち込んだ。

平均17mであったが、15mの箇所もあれば、20mを超えてやっと支持地盤に到達する場所もある。
地下でもかなりの落差がある。

口うるさい設計工事監理者で職方の皆さんは大変だと思うが、お互いによい仕事をして建て主に安心で安全な、よい住まいを提供したいと思う気持ちには同じであると思う。





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# by atelieryou | 2020-05-04 17:15 | 設計

小学校の増築棟


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昨日、アトリエ結で設計した沼津市立門池小学校増築棟をスタッフだった植松と見学しました。

東日本大震災以降、沼津市の山側にある小学校の児童数が増えたための増築棟で、1階には将来は周辺地域の学校にも給食を供給できるような給食室、2階3階に中庭を囲んで各階5室を配置しました

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様々な条件があり、関係者の皆さんにはご面倒を掛け、私達自身もいろいろと苦労しましたが、
完成検査時に立ち会った皆さんから好評だったと聞き、うれしく思います。

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心配していた2階北側の教室も想像以上に明るく、中庭の梁型が落とす陰と周囲の木々の緑が心地よく目に入り、落ち着いた廊下・ホールでした。


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8/25から始める2学期より使い始めるとのこと。
いつか小学生の皆さんにも感想を聞いてみたいと思いました。

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# by atelieryou | 2019-08-10 12:11 | 設計

第二回 地域デザインセミナー_d0067498_09144879.jpg


「第二回 地域デザインセミナー」が11月3日(祝)に開催された。
特別講師として、東京大学都市工学科の西村幸夫教授を招いて、午前中に沼津のまち歩き、午後に西村先生からの講演とワークショップを開催した。

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私達はまちづくりというと、街のリノベーションや大きなイベントを想像しがちである。
今回は地域自治課により「地域デザインセミナー」で、捉えどころがないセミナーのように思われた。
メンバーも街中の人は少なく、沼津市の各地域からの有志の参加によるセミナーであった。
ただ、今回、西村先生の話を聞いて、色々なことに気づかされた人も多かったのではないだろうか?
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例えば、まち歩きの集合場所だった「中央公園」だが、全国に中央公園は名前は沢山ある。沼津のまちの歴史から、「本丸公園」に変えるとか。まちの個性を読み取り、楽しむことから始める。名前を変えるに、お金はかからない。

かつて沼津港から沼津駅までつながっていた蛇松線の跡地の蛇松緑道は、正面に富士山が見える素敵な小路だが、観光用にしないで、地域の人のために充実させた緑道にしておいた方がよいなど、決して派手なことを勧める訳ではなかった。
大切なことは「身の丈」にあった活動から始めること。
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きっと各地域に返って、身近な場所を見直し、気付く心と少しの勇気があれば、各自、出来ることが多い。

一時間のまち歩きで沼津のまちを瞬時に捉え、30分で沼津のまちの特徴を纏め、穏やかにかつ鋭く的確に講演をしてくれた西村先生の凄さを改めて感じ、世界の西村幸夫先生と言われる理由が解った気がする。

私達は今後3回、講座は続くが、「地域デザインセミナー」としての独自の目を持つリーダーを育て、セミナーの中でも小さなことから実践していきたい。




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# by atelieryou | 2017-11-10 11:21 | 地域

静岡・沼津で木造住宅を中心に設計監理しています。
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